album of the year 2012 20-11

No.20

ファーストへたれアルバム「忘れらんねえよ」

ファーストへたれアルバム「忘れらんねえよ」

音楽的にも言葉的にも、確実に僕の好みからは外れている。なのに何故、僕は飽きることなくこんなに彼らを聴き続けているんだろう。本当は気づいている気もするその答えを探して、僕はきっと、これからも彼らを聴き続ける。

No.19

JAKE BUGG

JAKE BUGG

音楽的にもルックス的にも、確実に僕の好みをついてきている。だけどまだ、そのど真ん中には刺さってない気もする。いつかそれがど真ん中に刺さってくる日を楽しみに、僕はきっと、これからも彼を聴き続ける。

No.18

バンガ

バンガ

彼女が死者を思う歌は、なぜいつもこんなにも胸を打つのだろう。「This Is The Girl」が、とにかく沁みる。

No.17

ボーン・トゥ・ダイ

ボーン・トゥ・ダイ

「死ぬために生まれた」と歌う彼女が、いつか死者を思う歌で僕の胸を打つ日も来るのだろうか。とにかく、抗えない声。

No.16

DEADMAN GOES

DEADMAN GOES

アロウズが死んだ? そんな記憶は僕には全くないけども、まあいいや。ダンスフロアーの熱狂と侘しさを過去2作で鳴らしてきた彼らは、今作でそのどちらをも飲み込んだ。

No.15

アイドラー・ホイール

アイドラー・ホイール

凄まじい。微動だにせず聴き通すだけで、凄まじく消耗する。もはやこれは歌というジャンルですらない気がする。叫びだ。何をどうすれば、人間の声はここまで圧倒的になれるのだろう。

No.14

サム・ナイツ~蒼い夜~(初回限定スペシャル・プライス盤)

サム・ナイツ~蒼い夜~(初回限定スペシャル・プライス盤)

かつてのキラーズが、かつてのMIKAが聴かせてくれた、そんな音楽を2012年に聴かせてくれたのは、キラーズでもMIKAでもなく、彼らだった。

No.13

トーキョー・コーリング

トーキョー・コーリング

ジャケットと曲調が思い出させるのは「LOVE ALBUM」、タイトルからどうしても連想してしまうのは「東京」と「LOVE CITY」。だけどここで鳴らされているのは、あの頃の優しさとは違う、2012年の、優しさ。

No.12

リトルメロディ

リトルメロディ

きっともっと色んな方向に向けて音を鳴らせる人なんだと思うけど、どんどんとひとつの方向に向けて音を鳴らすようになってる気がして、僕にはそれが、とても素晴らしく思える。

No.11

アメリカーナ

アメリカーナ

2枚リリースの1枚目。とにかく、人間離れした迫力。その迫力が、聴いたことのある歌も、聴いたことのない歌のように響かせてくれる。