album of the year 2011 No.1〜No.10

No.1

マリアンヌの恍惚

マリアンヌの恍惚

彼女たちの音源、彼女たちの公演。2011年で最大の発見、2011年で最大の悦楽。閉じ込められている密室が限りなく拡がっていくようなそんな感覚を、本当に久しぶりに味わった気がする。


No.2

ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ(初回生産限定盤)(DVD付)

ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ(初回生産限定盤)(DVD付)

ずっとあなたが好きだった、part1。書きたいことは以前の記事で書き尽くしました。


No.3

ディファレント・ギア、スティル・スピーディング(初回生産限定盤)(DVD付)

ディファレント・ギア、スティル・スピーディング(初回生産限定盤)(DVD付)

ずっとあなたが好きだった、part2。書きたいことは以前の記事で書き尽くしました。


No.4

PINK

PINK

冬のサウンドトラック「ラブシティ」、夏のサウンドトラック「blue」に続く、春のサウンドトラック。ということはつまり、あの2枚以来の、久々の大傑作。そして、どこかとっ散らかった感が持ち味になっている節すらあるソロ名義作品の中では、珍しいほどに統一感のある1枚。


No.5

ファックミー

ファックミー

作家の西村賢太と並べて「Wケンタ」と称したくなる、その魅力的な風貌と、その魅力的なうた。60年代の若者がボブ・ディランに託したであろう同時代性を、2010年代に生きる僕が彼に託したくなるのは、その風貌が故じゃあない。その「うた」故だ。


No.6

カルツ

カルツ

今年出会った新人の中では、文句なしのベスト。ここには、僕がずっと見たかった、2011年のスーパーカーがあった。LAMAに託せなかった、あの夢の続きがあった。男の方、頼むから10年後に1人リマスターとかしないでね。お願いよ。


No.7

I'M JUST A DOG (初回限定盤)(DVD付)

I'M JUST A DOG (初回限定盤)(DVD付)

久々に聴いたあなたは、かつて僕が大好きだったあなたでした。書きたいことは以前の記事で書き尽くしました。


No.8

サック・イット・アンド・シー

サック・イット・アンド・シー

クールにあったかい。言語矛盾も良いところの音楽が、ここに何食わぬ顔で存在している。アレックス・ターナー、相も変わらず食えぬ奴。それにしてもこの曲のラスト、「a certain romance」に似てるよね。


No.9

Smoking In Heaven [解説付・ボーナストラック収録 / 国内盤] (BRC292)

Smoking In Heaven [解説付・ボーナストラック収録 / 国内盤] (BRC292)

鳴らす音楽に、年齢は関係ない。それは十分承知した上で、3姉弟の年齢に言及したくなるのは、これから長く続くであろう音楽人生で、どれだけの素晴らしい音楽を鳴らしてくれるのか、それが楽しみでならないから。若さとはつまり未来への可能性であり、それ以外の何物でもないのだ。


No.10

コラプス・イントゥ・ナウ

コラプス・イントゥ・ナウ

もう、あなたたちの新作を楽しみにすることはできないんですね。でも僕の中には、あなたたちの場所が確かにあります。そして、あなたたちが最後に残してくれたオリジナルアルバムも傑作であったことが、本当に嬉しいんです。20年後の「Everybody Hurts」として、この曲を聴いていました。