album of the year 2013

No.1

マイルーム・マイステージ

マイルーム・マイステージ

 

2013年、僕の心の最も奥深くに入り込んできた音楽。世代も性別も違うし、これまで親しんで聴いてきた音楽ジャンルでもない。世代も性別も、これまで親しんで聴いてきた音楽ジャンルも、軽々と全力で踏み越えながら、僕の部屋で、僕の心で鳴り響き続けた泉まくらさん。今年のナンバーワンは、あなた以外にありえません。

 
泉まくら 『candle』 pro.nagaco - YouTube

 

No.2

ウェイキン・オン・ア・プリティ・デイズ

ウェイキン・オン・ア・プリティ・デイズ

 

田舎のワンマン列車で、ボックス席に座って外の景色を眺めながら、このアルバムを通して聴いている時間。それは2013年の僕が過ごした、最も贅沢な時間だったのかも知れない。

 
Kurt Vile - 'Wakin On A Pretty Day' track set to ...

 

No.3

アイ・ヘイト・ミュージック

アイ・ヘイト・ミュージック

 

駄作を出さないヴェテランバンドの、久しぶりの復活作の次の作品という、特にトピックの見当たらない今作品を、そのディスコグラフィーの中でも特別な作品にせしめるのは、何回聴いてもその歌詞なんだなって、改めて思う。音楽の奇蹟ってものを、こんなにも地味に現前させてしまうなんて。ホントに素晴らしいよ。

 
Superchunk - FOH - YouTube

 

No.4

オレらは肉の歩く朝

オレらは肉の歩く朝

 

前野健太の夢と現実が交差した、その一瞬の臨界点で生み出された、そんな1枚だったのかなあと、年末に発表された今年2枚目のアルバム「ハッピーランチ」を聴いた後で今作を聴き直していたら、そんなことを思った。

 
前野健太 「東京の空」 LIVE at 新代田FEVER 2012.9.14 (Official ...

 

No.5

宇宙の果てはこの目の前に

宇宙の果てはこの目の前に

 

最高のバンドが最高のラストアルバムを出した年としてこの2013年を記憶できるように、2014年でも2015年でももっとずっと後でも良い、最高のバンドが最高のフィナーレを迎える年が来るのを、僕は待ち続けるよ。

 
andymori「夢見るバンドワゴン」 - YouTube

 

No.6

lost decade

lost decade

 

今年もいろいろな音楽と出会えた1年だったんだけど、今年聴いていたいろいろな音楽の、最も多くと繋がっていたのが、この人だったのかなあと思う。


16. LOST DECADE feat.南波志帆/Shiho Nanba (from ...

 

No.7

イン・ラヴ(期間生産限定盤)

イン・ラヴ(期間生産限定盤)

 

自分が音楽を聴き始めた頃に夢中で聴いていた音楽を、これほどナチュラルに、これほど素敵に換骨奪胎して鳴り響かせるニューカマーが出てきたってことが、もう単純に嬉しい。


Peace - Bloodshake - YouTube

 

No.8

これ、ほとんど語られていないけれど、すっごく良い作品だと思いますよ。パーソナルな作品でありながら、聴く人を選ばない間口の広さもあって。


Maia Hirasawa - Lights Are Out - YouTube

 

No.9

Life goes on  (ALBUM+DVD) (初回生産限定)

Life goes on (ALBUM+DVD) (初回生産限定)

 

2013年の、最も良質な「中庸」音楽。 タイトル曲に比肩する名曲を、これからの活動で何曲生み出せるか。期待しています。


Dorothy Little Happy- nerve - YouTube

 

No.10

リサンドレ

リサンドレ

 

正直、買ってから暫くの間はバンド時代の方が良かったよなあなんて思ってたんですが、1位の泉まくらさんの後に聴き直したら、響き方が全然違ってきました。今は、バンド時代と同じくらいに好きです。


Christopher Owens - "Here We Go Again ...