album of the year 2012 10-1

No.10

光

小山田君が歌を届ける相手に、届けるべき小山田君の歌をしっかりと歌い切った、そんな作品。アルバム単位でいえば、これまでの彼らの作品で1番好き。

No.9

マリアンヌの誘惑

とにかくビックリした。前作であれだけの完成度を見せた後に、ここまで破壊的で挑戦的な作品を持ってくるとは。極め切った彼女たちの、新たな挑戦。

 キノコホテル 『マリアンヌの誘惑』 Trailer - YouTube

No.8

テンペスト・デラックス・エディション(初回生産限定盤)

一方このお爺さんの新作は、ついにここ10年以上続いてきた流れがきれいに完結したのかと、そう思ってしまう作品。終盤3曲の流れが、とにかく圧巻過ぎる。

 Bob Dylan album sampler: Tempest - YouTube

No.7

これからのこと

新しい何かが始まる、その素敵な予感。中でも3曲目の「ピクニック」は、2012年春のベストトラック。

 4/4発売 ユメオチ1st album『これからのこと』ダイジェスト - YouTube

No.6

サイケデリック・ピル

2枚リリースの2枚目。ここからどこへ行くのかはわからなくても、どこから来たのかはわかっている。「Born in Ontario」と「Twisted Road」が、とにかく沁みる。

Neil Young with Crazy Horse: Driftin' Back (Official ...

No.5

変身(初回生産限定盤)(DVD付)

もう泣けてくるほどに、ひとつの感情しか歌っていない。引き裂かれるような別れの苦しみと、そこからまたはじめようとする意志。「ハテナ」で引き裂かれて、「少女E」で泣け。そして、満月に吠えろ。

 Chatmonchy - Mangetsu ni Hoero [満月に吠えろ ...

No.4

バニラビーンズ III(限定盤)

とにかく1曲目の、「スコーネの花が咲いている」。こんなにも素敵な何かが始まるという予感、ではなく確信を抱かせてくれるオープニングナンバーに出会えるなんて、思ってもみなかった。作品を通して採用されているバンドサウンドとの相性も、抜群に素晴らしい。

 バニラビーンズ/スコーネの花が咲いている、Next Step Up - YouTube

No.3

レッキング・ボール(初回生産限定盤)

いわゆるアメリカの大御所たちの力作が目立った2012年、その中でも今作は抜けていた。あらゆる人たちの希望と夢を背負って歌う資格と覚悟を持ち続ける、本当に特別で、本当に僕らと同じ人、ブルース・スプリングスティーン。

Bruce Springsteen - Land Of Hope And Dreams ... 

No.2

乙女失格。

音楽を音楽として、そして人生にまとわりつく何かとして響かせる、そんな奇跡を体現した、2012年の南波志帆。そんな2012年の南波志帆のすべてが刻まれた、2012年の奇跡の1枚。

 shiho nanba - 乙女失格。 - YouTube

No.1

曽我部恵一BAND

これが2012年の1位になるってこと、僕はきっと、初めて聴いた時からわかっていた。聴き込めば聴きこむほどに、その理由は増えていった。聴き込めば聴き込むほどに、人生の1枚になるという予感が膨らんでいった。2012年が終わる頃、その予感は確信へと姿を変えていた。人生の1枚。音楽を愛して人生を必死で生きる僕の、人生の1枚。

 曽我部恵一BAND「満員電車は走る」【Official Music Video】 - YouTube