テン年代は始まったばかり

ザ・ワイルド・ハント

ザ・ワイルド・ハント

Loveless Unbeliever + bonus

Loveless Unbeliever + bonus

ル・ノイズ

ル・ノイズ

ここ最近好んで聴いている音楽です。共通点は、2010年リリースということ。去年の内に聞いてたら、3作とも年間ランキングに入れてたと思う。

The Tallest Man On Earthは、初期ボブ・ディランを彷彿とさせる、というかほぼそのまんまとすら言えるほどの曲調と声。「The Freewheelin'」がディランのベストアルバムって人なら間違いなし。ちなみに僕のベストは「血の轍」で不動ですが、問題なし。

the schoolは、ツイッターでお世話になってるササキ・タカシさんに教えてもらったガールポップバンド。こういう甘くてウェルメイドな3分ポップス、大好きなんですよねえ。これ聴いた後、思わず久々にカーディガンズの「ライフ」を引っ張り出しちゃいましたよ。

ニール・ヤングの「ル・ノイズ」は、近年の彼の中では紛うことなくベスト(と自信を持って断言できるほど彼のキャリアを追えてるわけではないですが)。何を隠そう僕、本作をプロデュースしてるダニエル・ラノワの音が、たまらなく好きなんですよねえ。何て言ったらいいのかな、奥行きを感じさせる音って言うか。音楽を聴くためだけに作られた部屋で音楽を聴いているような、ラノワプロデュースの作品を聴いてると、そんな幸せな感覚を持てるんですよね。まあ、実際は雑多な部屋で聴いているとしても。

ストリーツ、ストロークス吉井和哉。楽しみにしてた2011年3月発売の新譜のいくつかは発売延期になってしまったけれど。
聴いたことのないミュージシャンも。聴いたことのあるミュージシャンの、聴いたことのない作品も。新しい音楽との出逢いは、いつだって、胸がドキドキしますね。